スーパーで見つかるSDGsの認証マーク一覧!小学生でもわかる!意味と認証マークを選ぶメリット・デメリット

認証マーク一覧 エコな暮らし・SDGs

TVでも雑誌でもSDGs(エスディージーズ)の言葉を耳にする機会が増えて、私も何かしたい!と思っても、どこから手をつけていいかイマイチわからない事もありますよね。

毎日の買い物の中に取り入れやすいスーパーで見つかる

\SDGsにつながる(エシカル消費)認証マーク/の意味を一覧にまとめました。

小学生のSDGsの自由研究にも使えそうですね!

森林を守る認証マークの一覧と意味

FSCマークの意味

FSCマークFSCマークは、主に紙製品、ティッシュなどに付けられています。

紙製品の原料となる森林の木材。その伐採によって環境破壊に繋がっていないかのチェックに始まり、紙製品が森から消費者の手元に届くまで生産・加工・流通の全ての過程において認定がなされます。

 

RSPOマークの意味

RSPOマークパーム油の原料を育て、収穫してから製品ができるまでの工程の間、不当な森林伐採や不当な児童労働が行われていないなど、持続可能な工程を経ているか認定された製品に付けられたマークです。

パーム油を原料とする日用品、特に洗剤類に多くみられます。

 

海を守る認証マークの一覧と意味

MSC認証

MSC認証マーク海の魚は、40年で約半分になったと言われています。このMSC認証マークは、「海のエコラベル」とも言われ、漁業において、持続可能な工程を経ていることを示す認証マークです。

ASC認証

ASC認証マーク養殖の水産物(魚、エビ、かになど)を育てる際に、持続可能な方法で養殖がされていることを示すマークです。

認証マーク取得するのに必要なのは、育てている魚の餌となる小さな魚を取りすぎない、水質汚染の管理をするなどの他、魚の病気管理(抗生物質、化学物質の管理)なども含まれます。

生産者を守る認証マークの一覧と意味

フェアトレードマーク

フェアトレードのマーク過去は収入が安定していなかった生産者に対し、最低価格を保証して適正な価格で継続して購入するすることで、生産者が安定した収入を得られるようにする仕組みです。

フェアトレードマークとは何?(← 詳しくはこちら)

オーガニックマーク

オーガニックマーク(ロゴ)有機JAS有機栽培で育てられた商品に付けられています。食べ物の他、オーガニックコットン製品の洋服やタオルなどにもみられます。(写真は食べ物のオーガニック認証マーク)

2〜3年以上の有機栽培と、各国によって年数に多少の差はありますが、農薬など環境に負荷の少ない農法で育てている生産者を支援することに繋がります。

近くのスーパーで見つかるオーガニックマーク(ロゴ)3つ!(←詳細はこちら)

 

環境を守る認証マーク一覧と意味

エコマークの意味

エコマーク環境への影響を「商品ができる前から捨てられるまで(資源採取、製造、流通、使用消費、リサイクル、廃棄)の過程」を通して、総合的に判断されています。

文房具、制服、日用品の他、建築資材などのものに限らず、ホテルやスーパーマーケットなどのサービスにもエコマーク認定がされていて、幅広く使われている認定マークです。

 

バイオマスマークの意味

バイオマス認証マークバイオマスマークは生物由来(バイオマス)の資源を乾燥の重量で10%以上使われている環境商品に付けられています。木製の椅子などは、ほぼ100%生物由来の製品ですが、認定対象ではないためバイオマスマークはつきません。

バイオマスマークの認定がなされる商品は限られていて、レジ袋や食品容器などの日用品、衣料品やインキなどの事務用品や園芸用資材などについています。

 

認証マークを選ぶことは環境のためにどのようにいいの?

消費者にはなかなか見えない製品の造られる工程。気に入った製品を使っているだけなのに、気づかないうちに森林伐採に加担していたり未来の地球にとってよくない選択をしているかもしれません。

認証マークのついている商品を選ぶことで、製品の作られる工程でも環境悪化の心配がないものを選ぶことができます。

認証マークが全てではない。

実は、認証マークがついていなくてもオーガニックの製品や環境にいい製品もあります。認証マークだけが良い選択とは言えません。

認証マークを使用するために資金がかかるので、厳しい基準を守っている生産者でもマークを使用できていない人もいます。

例えば認定審査料、使用料、使用更新料などがかかります。

大手の企業であれば、それらの費用は大した価格ではないかもしれませんが、個人で野菜を作っている農家さんなどにとっては大きな負担になり得ます。

その場合、有機マークはついていないけれど無農薬ということもあるのです。

それらの商品を知るには、地産地消で顔を合わせる、個人商店で店員さんに聞くなどの方法で知ることができます。

 

また、森林破壊の場合、マークを使用しているからといって、今以上にプランテーションを作ることは熱帯雨林を破壊することに変わりがないのでマークを取得しているからといって、必ずしも環境に良いわけではない。という方もいます。

 

当たり前の暮らしの中から必要なもの、必要でないものを見直して、必要なものだけを選択する。出来るだけ地産地消を目指すなどができます。

誰かの決めた答えや、大きな組織の作った安心の基準を鵜呑みにするだけではなく、

自分の手元にあるものはどこからきてどこへ行くのか、思いを馳せることでつながりを意識して、どのようにしていくことが自分達の未来が豊かになっていくのか、自分視点で考えてみることも大切ですね!

 

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