東京にある科学技術館に行ってきました!
夏休みに1回目、見どころがあり過ぎて半日では時間が足りず、2週間後の平日に2回目行ってきました☆
体験しながら学べるものがたくさんあって3歳以上は楽しめるところでした。
この記事がおすすめの方
- 理科好きの小学生(中高生も)のお子さんがいる方
- 車好きのお子さんがいる方
- 科学、物理が好きな方
東京の科学技術館の見どころ①:車
車のコーナーには、車に関わる情報がたくさんありました。上の写真はエコドライブを体験するものです!モーターとエンジンを切り替えながら車を走らせて、ゴールに向かうゲーム。
全部で4台ありました!
これ、95cmの子でも足が届いて、大人でも使えるんです!(椅子にどのくらい深く座るかの差で)
3〜4歳は運転ゲームですが、小学生以上だとエコドライブってどうやってするんだろう?どんな時にエネルギーとモーターを切り替えたら良いんだろう?を体験できます。
運転していると「モーター切り替え」や「エネルギー切り替え」と表示が出たり、低速中などはモーターは充電されるよ!と表示が出るので遊びながら理解できます。
教科書で読んだとしても、理解するまでに時間がかかりそうですが、車の運転を楽しみながらだと楽しくエコドライブの方法がわかっていいな!と思いました。
運転席に座ってペダルをふむと、どんなふうにエネルギーが流れているか。モーターが動いているか、車が走る仕組みがわかるんです!
メカ系が苦手なママには理解できませんでしたが、メカ大好きで、分解の図鑑を読んでいた小学生には感動ものだったようです!
半導体部分もピカピカ光っていて、男の子の目もピカピカ光っていました。もっと本読んでからまた来る!と張り切っていました。
車だけじゃなくてバイクもあります!
車コーナーは身長130cm以上向けの体験が多くて、これも130cm以上。うちの小学生は小さめなので体験できませんでしたが、大きい子は目をキラキラさせて体験してました。
本物のようなバイクに乗れる機会ってないから子供は喜びますね!
東京の科学技術館の見どころ②:メカ
ここは、直径50cmぐらいの大きな銀色の球を転がすスペースです。
ハンドルを回すと、エスカレーターのように、銀色の球を動かせます。上に着くと、レールに乗ってコロコロと転がっていきます。
テコの原理で球を持ち上げるために、体全体でハンドルに乗ってみたり、回転式のハンドルでネジのようにクルクルと回すと台が登って、結果的に球が持ち上がったり、たくさんの仕掛けがあります。
子供たちは、銀色の球を動かすのに夢中になって楽しく遊んでいます!
が、その中に力学の視点や方法がたくさん詰まっているので、いつか学校で習った時に教科書を覚えるのではなく、体験を思い出すだけで良いので体験学習って後々楽できていいな!と思っています。
\今、楽しくて将来のためにもなる一石二鳥!/
が大好きです。
休日は小学生で混みすぎて、ハンドルの奪い合いでしたが、平日はこの空き具合です!(団体が来る前)
大人もみんな好き放題回して遊んでいました。
これは右下のハンドルを回すと木の棒が動いて太鼓を鳴らしたり、ベルが鳴るものです。ベルの方は大きいオルゴールのような仕組みになっていて、キラキラ星の音楽が流れます。
幼稚園児も楽しく回せて、小学生は仕組みの解読に夢中でした。
東京の科学技術館の見どころ③:音のしくみ
音は空気の振動でできている!と言われても「へ〜そうなんだ〜」程度ですが(私だけかも?)、これは空気の振動が見える上に、波であることまで見える化してくれている機械!!
すごくないですか?
ボリュームのつまみを回したり、高い低いを変えると、波の幅が変わったり、振動が変わるのが見えんるんです!
これ、廊下にあるからか休日でもそんなに人が集まっていなくて、じっくり見れました。
緑色のはビーズで、ボリュームを最強にしているときがこの写真で、ボリューム弱の時はビーズは平坦なんです。目の前にある画面で音の振動についての動画も観れましたよ!
これは黒いチューブが振動していて、何を乗せたら音が聞こえるか試せるコーナーです!
コイルやチューブの振動だけでは音は聞こえない。その振動を空気に伝えるためにはどうしたらいいかな?と実験できるんです。
これはプラスチックを乗せていますが、ヤカンなども置いてあって、実験が楽しくできます。
<チューブの振動を空気に伝える>なんて難しい理論がわからなくても、幼稚園児も「わ〜!聞こえる〜!」と楽しんでいました。
小学生になれば、どうしてこういう実験をしていたのかも、だんだん理解できそうです!
東京の科学技術館の見どころ④:工事
これ、すごいですよ!
クレーンを実際に動かせるんです!
小学生も4歳もとっても楽しんでいました。実際に操作できる機会ってないので貴重ですよね。画面を見ながら実際に操作して、上にあるクレーンを動かします。
ボールを穴に入れて点数が出るゲーム式になっています!
これは、トンネルを作る仕組みを体験できます!
ブロックを重ねていって、棒を抜くとトンネルの完成!
パズル好きの4歳の方が感動していて、何度も組み立てていました。
トンネル完成〜!!
こっちは、吊り橋を作る体験です。
パズルを組み立てると、本物の吊り橋を作るって、すごい技術なんだ!! と改めて感じます。
普段何も考えずに橋を渡っていましたが、工事の方々のおかげなんですよね〜! ありがたい☆
東京の科学技術館の見どころ⑤:視覚の不思議・オプト
オプトのコーナーは目の見え方の不思議がたくさんありました!
このグルグルは
「中に立ってみて!!目の不思議で体が斜めになっちゃうよ!」
というものですが、最初は
「う〜ん、まあ確かにね」程度でした。(←ごめんなさい、正直で)
たまたま通ったスタッフさんが息子に
「片足で立ってみて!やばいよ!」と言うので片足にしたら、
本当に全然違う!
せっかくなら片足で体験してほしいです!
これは光の屈折。
いろんな形の透明なブロックが置いてあって、光の屈折を楽しめます!組み合わせてキレイと思う模様を作って遊べました!
東京の科学技術館の見どころ⑥:ジオラボ
ジオラボのコーナーは発電に関するものが集まっていました。
これは原子力の中の模型。水がブクブクしていました。実際には絶対見れない原子力がどういう仕組みで発電になっているのかがわかって、面白かったです。
自転車発電と同じで、結局湯気でタービンを回すんですね!
原子力をどうやって廃棄しているのか、処理にいつまでかかるのかなど書いてあるパネルがありました。パネルには原子力に対して賛成・反対、どちらの意見にも偏ることなく事実だけが書かれているので、それぞれの意見を持つためにも知っておけるのは良いですね!
火力発電の仕組み、風力発電の仕組み、水力発電の仕組み、太陽光発電の仕組み、とパネルがあって読めました。(これらの発電の仕組みを実際にミニ体験できるのは豊洲にあるガスの科学館でした)
東京の科学技術館の見どころ⑦:ワークス
ワークスのコーナーは、竜巻の仕組みを実際に見れるところがありました。
ボタンを押すとこのように白いモクモクが出てきて、下から竜巻になっていくのが見えます。
図鑑では仕組みを読んでいても、近くで見れる機会ってないので、貴重ですね!
これは水の渦ができるのを見ることができます。
上にある黄色い手を回すと、水の中に渦ができてきて泡が細くなるんです。
ワークスの部屋には、シャボン玉の中に入れるコーナーもありました。
大人もシャボン玉の中に入れるほど大きいので、子供たちは大喜び!
大人も滅多にできない体験を楽しめます!!
東京の科学技術館に行く前に知りたい<予約とイベント>のこと
予約と混雑状況
科学技術館の予約は夏休み中は必要でしたが、夏休み後の平日は必要ありませんでした。
夏休み後の平日は、とっても空いていたので、平日に行けるなら、その方がおすすめです!
ただし平日は、ほぼ毎日、小学生や中学生の団体が来ているそうで、残念ながら貸切ほどではありません。多くの学校が3時には帰るようなので、それ以降はどの体験も全く並ばずに楽しめました!
科学技術館のスタッフさんによると、11月は団体予約のピークらしいので、平日でも混雑しているそうです。
毎日イベントがあって見どころがたくさんの東京科学技術館
この記事では東京の科学技術館の見どころを複数、写真付きで載せてみました。
4歳を見ていると<仕組み>や<なぜそうなるのか>は理解できている部分とできていない部分とがありそうですが、車の運転はとっても楽しんでいました。そして、今は理解できなくてもいつか学校に通うようになった時に授業を聞いて、あの体験のことだ!と繋がるんじゃないかな?と思うくらい楽しかった体験として印象に残っているようです。
小学生は仕組みも理解しながら楽しんで遊べるので、とってもおすすめです!帰ってからも図鑑を食い入るように見ていて、体験したことをさらに深く知りたい欲求が出たようでした。
科学技術館は、年齢差のある兄弟を連れて行っても2人とも楽しめるのがとても良かったです!
中高生もグループで来て楽しんでいたり、私より年上の50代くらいの方も楽しんでいたので、東京の科学技術館は、ターゲット層が幅広い印象です。
休憩スペースもあるので、ランチもおやつも自由にしながら休めるのも、子連れには嬉しい場所でした。時間を見つけて何度も行きたい場所の一つです!