近くのスーパーで見つかるオーガニックマーク(ロゴ)3つ!<有機JAS・AB認証・USDA ORGANIC >

オーガニックマーク3つ エコな暮らし・SDGs

お買い物をするときに、安心な野菜や果物を選ぶ基準になるオーガニックマーク(ロゴ)

日本でも、野菜だけではなくクッキーなどのお菓子類にもオーガニックマークを見つけられる時代になりました!!

知っていれば選べる時代!

近くのスーパーでもオーガニックは選べるかしら?

日本のスーパーで目にするオーガニックマークは主にこの3つ!

これさえ覚えて買い物に行けば、スーパーで迷うことなくオーガニック商品を選ぶことができます!!

オーガニックを選ぶようになって8年。

イオンやオーケーストアなど、オーガニックスーパーのイメージのない店舗でも数多く見つけられるようになりました!

マーク(ロゴ)を覚えて近くのスーパーでも安心なオーガニック商品を選びましょう!!

近くのスーパーでも見つかるオーガニックマーク(ロゴ):有機JAS

オーガニックマーク(ロゴ)有機JAS

こちらは日本で一番よく見かけるオーガニックマークの、有機JASマークです!

農林水産大臣が定めた品質基準や表示基準に合格した農林物資の製品につけられる認定マークです。

 

「有機野菜」「有機農産物」「オーガニック」と表示するためには、
  • 種まき又は植え付けする2年以上前からほ場(畑)の土に禁止された農薬や化学肥料を使用していないこと
  • 栽培中も禁止された農薬や化学肥料を使用していないこと
  • 使用する肥料や農薬は天然物質又は化学的処理を行っていない天然物質に由来するもののみ
  • ほ場や施設、用具などに農薬や化学肥料の飛散・混入がないこと
  • 遺伝子組換えの種を使わないこと
  • 病害虫を防除するのに農薬に頼らないこと
などの条件を満たすよう、JAS法で厳密に定義されています。
最低1年に1回、認定農家等の調査が行われていて厳格な基準が設けられています。

有機JASマークのついた加工品

有機加工食品は、上記の基準で、有機と認定された原材料を95%以上(水・ 塩を除く)使用し、有機JAS認定工場で製造された食品にのみ許可されています!

 

思っていたより、ずいぶん厳しい基準とチェックがなされているのね!!

 

 

近くのスーパーでも見つかるオーガニックマーク(ロゴ):AB認証

オーガニックマーク(ロゴ)AB認証

少し前から日本でも見かけるようになったABマーク

こちらは、お菓子に付いていました。これは、フランス農務省による認証のマークで「Agriculture Biologique」の略で「有機農業」を意味します。

ABマークの条件は

  • 最低3年間は有機農法実施していること
  • オーガニック材料を95%以上含むこと
  • EU圏内で生産あるいは、加工されたものに限る

等の厳しい基準があり、1年ごとの検査も行われています。

 

ABマークは、フランス政府が1985年以来オーガニック認定マークとしてこのロゴを使用しています。

この可愛い葉っぱのマークは、フランスのオーガニックマークだったのね!

 

 

近くのスーパーでも見つかるオーガニックマーク(ロゴ):USDA ORGANIC

オーガニックマーク(ロゴ)有機JASとUSDA

こちらも最近、日本のスーパーでも見かけるようになったオーガニックマーク。

これはドライフルーツに付いていました!USDA ORGANICは、アメリカの農務省によるオーガニックの認証マークです。

このマークにある、USDAは農務省(USDA:United States Department of Agriculture)です。USDA ORGANICの条件は

  • 有機製品は、資源循環を促進し、生態学的バランスを促進し、土壌と水質を維持および改善し、合成材料の使用を最小限に抑え、生物多様性を保護する農業生産慣行を使用して生産する必要があります。製品は次の条件を満たしている必要があります。

 

USDAオーガニックと認定されるためには

  • 95%以上の有機成分を含む製品(塩と水を除く)
  • 100%オーガニックな農産物などには、100%オーガニックの表示がある

とあります。*英語原文はNOPウエブサイトを参照してください。

 

オーガニックマーク(ロゴ)って本当? 嘘ついてるんじゃないの?

オーガニックマーク(ロゴ)有機JAS

オーガニックマークをつければ売れるから、ついてつけてることもありそうじゃない?」

と思う方もいるでしょう。

もし、実は違うのにオーガニックの認証マークを使うと、1年以下の懲役、100万円以上の罰金などの罰則の他、公表されてしまいます!!

企業にとっては、一番大事とも言える信用が一気に失われます。

 

その上、オーガニック認証マークを使用するには、厳しい基準を満たしているかチェックされ、使用に際して支払いもあります。

オーガニックの認証マークで嘘をつくのは、相当な覚悟がいりそうですね!

 

近くの商店街にはオーガニックマーク(ロゴ)が付いていなくても有機の製品もある!!

実は、オーガニック基準を満たしている製品や農産物でも、オーガニックマークが付いていないことがあります!!

それは認証マークを取得するために支払いや申告の必要があるため。

小規模な農家さんや加工品会社には、その支払いが負担になることもあります。

必ずしもマークだけにとらわれず、できれば顔の見える生産者さんに出会って地産地消で購入できるのが新鮮で安価で安心なお買い物ができる事もあるかもしれません!

 

生産者と繋がりの深い、小さな八百屋さんでは店員さんと仲良く話していると

「これはね、有機マーク(ロゴ)はないけど、無農薬なのよ! 美味しいわよ!」と教えてくれることもあります!!

近くのスーパーでも見つかるオーガニックマーク(ロゴ)まとめ

オーガニックマーク(ロゴ)有機JAS

近くのスーパーでもよく見かけるオーガニックマーク(ロゴ)3つをまとめました。

全国展開しているイオンでは、野菜、果物の他、クッキー、ティッシュ、洋服などにもありました!

オーガニックマーク(ロゴ)AB認証

どんどん広がっている安心の輪。

この安心の波が加速して子供たちに豊かな未来を創るためにも、オーガニックマーク(ロゴ)を目印に買い物をしていきたいですね!

 

 

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